長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは国が定めた長期優良住宅認定制度の基準をクリアし、行政の認定を受けた良質な住宅のことです。
長期優良住宅の認定基準
具体的な新築戸建ての認定基準は次のとおりです。
劣化対策 | 数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できる |
耐震性 | 耐震性能が高く、地震の振動に耐えられる |
維持管理・ 更新の容易性 | 構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理を容易に行うことができる |
省エネルギー性 | 断熱性を高めることで冷暖房負荷を軽減できる |
居住環境 | 良好な景観の形成、地域における居住環境の維持・向上に配慮している |
住戸面積 | 良好な居住水準の確保に必要な規模を有する |
保持保全計画 | 将来を見据えて定期的な点検・補修等に関する計画が策定されている |
災害配慮 | 自然災害による被害の発生・防止・軽減されている |
長期優良住宅のメリット
長期優良住宅を建てると、あらゆる税制優遇やフラット35の金利優遇などが利用できます。
- 減税が受けられる
- 住宅ローン⾦利優遇される
- 地震保険料が割引される
- 補助⾦を受けられる
- 付加価値によって資産性が⾼くなる
減税が受けられる
- 住宅ローン減税の控除対象限度額が、⼀般住宅では4000万円、控除額が400万円のところ、⻑期優良住宅では5000万円、500万円となります。
- 登録免許税が軽減される。
- 不動産取得税が⼀般住宅で1200万円控除のところ、⻑期優良住宅は1300万円が控除される。
- 固定資産税が⼀般住宅では新築から3年間、固定資産税は1/2に軽減されます(⼾建の場合)が、⻑期優良住宅では5年間に軽減期間が延⻑される。
住宅ローン⾦利が優遇される
⻑期優良住宅は、住宅⾦融⽀援機構と⺠間⾦融機関が提携した住宅ローンである「フラット35」を利
⽤する際に⾦利優遇が受けられます。フラット35では、⻑期優良住宅などの質の⾼い住宅を購⼊する
際に、⼀定期間⾦利を引き下げる「フラット35S」という商品を⽤意しているためです。フラット35S
では、借⼊当初から5年間もしくは10年間、⾦利を0.25%引き下げられます。
地震保険料が割引される
⻑期優良住宅は地震保険料の保険料割引対象です。⻑期優良住宅の認定基準には耐震性の項⽬があ
り、「耐震等級2以上」を満たしているため、優遇措置が受けられます。
例えば、耐震等級2の割引率は30%です。しかし、住宅によっては、耐震等級2より耐震性が⾼い耐震
等級3の割引が適⽤されます。耐震等級3(最⾼等級)の割引率は50%です。
補助⾦を受けられる
地域型住宅グリーン化事業の「⻑寿命化」に関わる補助⾦として、補助対象経費の1割以内の額で、
かつ住宅1⼾当たり110万円(最⼤)などの補助⾦を受けることができます。
付加価値によって資産性が⾼くなる
⻑期優良住宅は、都道府県知事もしくは市町村⻑の認定を受けている住宅です。そのため、客観的に
価値を認められている住宅でもあります。住宅も⼀つの資産であるので、客観的に価値を⽰せること
が強みです。
住みつづけるつもりで建てた住宅でも、思わぬ理由で売却する場合があります。⻑期優良住宅なら、
売却時に優れた住宅であることをアピールできます。